Dendrochilum filiforme
12/31/2012 撮影
12/31/2012 撮影
Dendrochilum filiforme
12/31/2012 撮影
12/31/2012 撮影
Dendrochilum filiforme
12/31/2012 撮影
12/31/2012 撮影
雑記
フィリフォルメはご覧のように極細い花茎を成長を終えた新株の頂部から伸ばし、薄いオレンジ色の
花鎖を12、3cmの長さに垂下させる。一つ一つの花は1mm程度か。2列の花がゆるく捩れながら
きれいな鎖を作る。実はこのフィリフォルメ、あまりに放置が過ぎて昨年消失寸前。乾燥が
過ぎたのが原因とは理解していたので、取った対策がプラ鉢に水ゴケ植えとはちょっとやり過ぎ
だったかもしれない。そのせいか今年の新芽発生はただ一つ、ちゃんと咲いてくれはしたものの、
栽培としては完全な失敗です。今年は少し暖かくなったら平鉢に水ゴケ植えにしてみるつもり。
少し大きめの平蜂なら頻繁に植替えをする必要も無く、湿度を維持するのにも有利なのではないか、
という直感がする。 12/31/2012 記
Dendrochilum filiforme
4/15/2012 撮影
4/15/2012 撮影
デンドロキラム・フィリフォルメ
デンドロキラム属は東南アジア、インドネシア、フィリピン、ニューギニア等に渉って120種ほどが
広く分布する。どうやら十分分類しきれていないいないようで、カタログには良く”山採り品、種名不詳”
などと記載されているのを見かけることがある。分布範囲から想定されるように湿潤なジャングルで
樹肌に付着しているもののようである。空中湿度を高めに保つと良いようで、水ゴケ植えにすれば
栽培は容易である。気温はやや高めが好きなのだと思う。温室内で周りのカトレヤ類の栽培環境に
合わせてしまうと気が付くと気の毒なことになってしまうことを何回も経験している。
デンドロキラムの魅力は何と言っても極微細な花をまるで鎖のように長く垂らして風に揺られている
様だろう。花芽は伸張してくる新芽の先から細い花穂を長く伸ばして咲く。極細の花穂なので穂の
重さから必然的に花は長く垂れ下がることになる。花付きが良いので、一鉢に何本もの花穂が
賑やかに揺れる様は誰でも育ててみたいと感じるのではないだろうか。入門品種として優れた蘭だと
思う。花色は白、黄、ピンク,オレンジと様々。株の大きさも極小形なものから、30cmを越える
堂々としたものなど様々で、いろいろ集めてみたくなる。中には鎖型の開花をせず、まるで糸のような
葉の先に白い白玉のような小さい花をぽつんと咲かせるものもある。思わず、何でこれが蘭なんだと
首をひねるようなデンドロキラムもあります。 12/31/2012 記
首をひねるようなデンドロキラムもあります。 12/31/2012 記
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