2015年1月11日日曜日

斑入りカトレヤ


斑入りカトレヤ
(C. Sedlescombe x Cowaniae,  'Variegata')
10/24/2012 撮影

少し蕾がほぐれてきたので1枚スナップを撮っておいたのがこの写真。この判断、
結果的には貴重だった。このあと、蕾は二つとも開花をいやがってふちが変色しだした。
おそらく今回の完全開花は望めないだろう。
それでもこの段階での印象は細弁白花でリップの中心がピンク
のすっきりした清楚な花のようである。アグリーなんて言われたことに
腹立てたのか素直な開花は見られませんでした。
やっぱり一筋縄ではいかなかったなぁ。  10/31/2012記



斑入りカトレヤ
(C. Sedlescombe x Cowaniae,  'Variegata')
10/10/2012 撮影

〔雑記〕
斑入りカトレヤの小鉢に蕾が付いているのに気がついた。つぼみも薄緑で
斑入り葉のイメージに似ている。 とりあえず撮影しておく。

実は斑入り株を見つけて購入したとき、いたずら心で「どんな花?」と聞いてみた。
そしたら答えが恐るべし、「アグリー! (ugly 〔見難い〕)」だった!
強烈な印象だったので、密かに開花を楽しみにしていた。ようやくお目にかかれるぞ!
10/30/2012記




斑入りカトレヤ
(C. Sedlescombe x Cowaniae,  'Variegata')
10/10/2012 撮影


斑入りカトレヤ
(C. Sedlescombe x Cowaniae,  'Variegata')
3/20/2012 撮影


斑入りカトレヤ
3/20/2012 撮影

斑入り カトレヤ

斑入り洋らんで所有しているのは今のところこれひとつ。
2010年に所沢洋蘭会TAOSの蘭園巡り旅行でヒロタ・インターナショナルさんを訪ねた時に
目に入った斑入りカトレヤだ。とにかくきれいな幅広の黄色覆輪で、見ているだけで楽しくなる。

いたずら心で’どんな花?’と聞いたところ、困ったような顔されて、
「きっとアグリー?」だそうな。コレだけきれいな斑なら、花がなくてもいいほどだが、新芽の先に
ピンクの色素がはっきり出ている。きっと桃色系の花が咲くのだろうと想像している。
サンフランシスコのらん展巡りで気が付いていたことだが、あちらでは斑入りオーキッド
の人気が結構高い。特に中国系の人たちには抗しがたい魅力に映るようだ。
日本では”幽霊”などと低く見る人たちも居るようだが、斑入り植物の伝統は
我が国の伝統園芸(葉芸)の一つだった。葉の美しさを愛でる洋蘭の
楽しみ方があっても良いのではないか。保持者は秘蔵するだけでなく、
展示会などで積極的にその魅力を披露するのはどうだろうか。


追記

その後、見たところこれと全く同じ斑入りカトレヤの苗を実は2012年の世界らん展で
台湾業者から入手した。ラン展最終日午後、ごった返しの中で掘り出し物探りをしていたのだが、
コレに目を付けたときには結構高い値を吹っかけられた。すでに同様な株を所有している
余裕から、もう交渉止め、と離れると、泣かんばかりの熱心さで提示されたのが
いきなり1/3以下への値下げだった。おそらく掛け値なしの値段だったのかもしれないと思う。
その値段なら断る理由もないので、二株目の斑入りカトレヤが我が家の温室に
仲間入りした。邪道かもしれないが、時にはこんなハプニングもあるから
展覧会巡りは止められない、などといったら笑われるか。







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